Advent Selection じんわりと心にあたたかいクリスマスの楽しみ。

Column

まるごと素敵なクリスマス絵本

2009.12.18

default_ema1218大阪梅田のファッションビル「E-Ma」が12月25日まで、まるごと素敵なクリスマス絵本になっています。

1階のエントランスを入ると大きなサンタクロースの顔の形をした家が目に入ってきます。隣には同じ形をした小さな家。なにか絵本の中に迷い込んでしまったみたいです。なんだろうと大きい方の家の中を覗きこんでみると、絵本の原画でストーリーが楽しめるようになっています。

サンタハウスでお話を読み終えて外に出てみると、小さなベッドと大きなベッド、小さな服と大きな服、小さなブーツと大きなブーツ。小さな荷物と大きな荷物。それぞれが可愛らしく並んで展示されています。なんだかとても温かい気持ちになります。

12月17日は、絵本は残念ながら売り切れてしまっていましたが、絵本をモチーフにしたクリスマスカードやマグカップなどのグッズなども販売されていました。さらに中にあるカフェではサンタハウスの形のケーキが食べられるのだとか。

12月23日には13時から、谷口智則さん本人によるサンタハウス壁面へのライブペインティングというイベントがあります。動物たちでいっぱいになるんだそうです。同じ日の16時からはB1Fのカフェ「cafe&books bibliotheque」にてサイン会。絵本をお買い上げの方はサインをしてもらえるようです。

それでは気になる絵本のあらすじを少し・・・。

ある丘の上に住む大きいサンタと小さいサンタ。隣同士に住んでいるというのに、二人は口を聞いたこともありません。そんな二人のもとにある手紙が届きます。ひとつは大きな大きなゾウさんから、もうひとつは小さな小さなネズミさんから。この二つの手紙をもらった二人は・・・・。

お楽しみということで、あらすじはここまで。
大きなサンタハウスの中で、ぜひ読んでもらいたいです。それが叶わないという方はサンタさんにお願いしてみてはどうでしょうか。

「LES 2 PÈRES NOËL 大きいサンタと小さいサンタ」谷口智則絵本原画展
2009.11.21(土)〜12.25(金)
http://www.e-ma-bldg.com/event/noel/index.html
:::: 谷口智則 ::::
1978年 大阪生まれ。
金沢美術工芸大学日本画専攻卒業。
第8回新風舎えほんコンテストにおいて審査員特別賞受賞。
絵本「サルくんとお月さま」出版化。
フランスの出版社Le petit lezard社より絵本「CACHE CACHE」、「Tiens Tiens」出版。
20歳の時にボローニャ国際絵本原画展を見て、独学で絵本を作り始める。能や茶道、襖絵、水墨画、盆栽など様々な日本文化に触れる。大学で日本画を専攻しながら、独学で絵本の制作を続け、日本画の持つ空間や色調を活かした今の作風を確立する。読んだ人が絵本の世界に入り込め、登場人物の想いや言葉が空間に浮かんでくるような絵本作りを心掛け、たとえ言葉が通じなくても、子どもから大人まで世界中の人々に想いと感動が伝わるような絵本作りを目指している。